原油急落辛い また準富裕層から転落(2021/03/21)

現在純資産額4900万円。また、準富裕層から転落しました。
原油急落と、ナスダック急落で5400→4900万と一気に500万の転落です。

原油ですが、直近高値の68ドルから58ドル近くまで10ドル近く落ちたんですね。14%程度の下落でしょうか。このところ、原油の高騰に関しては早すぎるという話もありましたし、調整の一つでしょう。コモディティは景気の悪化時にトレンドが終わると思っていますので個人的にはまだ強気でいます。60ドル近傍まで落ちた際に少し買い増ししました。

個人的に強気でいる理由としては、「新規の油井開拓を控えている」ということですね。つまり、今の採掘リグの増加は需要減少の際に止めてたリグの再稼働であろうということ。先日までの需要減少時期に米シェール企業は相当のキャッシュアウトをしていると思われ、新規の開拓をするほどのキャッシュが無いと予想してます。(決算書を見ていないので裏付け資料はありません)

さらに、世の中として脱石油が叫ばれている中、新たに石油会社に新規開拓用の資金供給はなかなか大手を振って行うには厳しいかと思います。よって、サウジが高値を目指す限りは高値になるのではないかと考えてます。

米石油会社は原油価格の回復を受けて掘削リグを徐々に増やし始めているが、需要の回復が緩やかなほか、投資家からの債務圧縮圧力もあり、新規の油井開拓を控えている。

米シェールオイル生産、4月は日量4.6万バレル減の見込み=EIA

リスクもいくつかあります。

サウジアラビアは独裁国家である。米バイデン政権は、正義感あふれる政権であるがゆえに、独裁国家であるサウジアラビアを快く思っていない。証拠として、イエメン内戦への干渉からアメリカが手を引いている。

米バイデン政権はイランに対して融和的になりそうである。現在のイランの石油輸出量は無視できる程度ではあるが、制裁解除となった際に大規模な増産が予想される。100万バレルは供給増となるとみてる。

米シェール企業が予想外に復活・増産する可能性。米シェール企業はOPECの協調減産とかおかまいなしに増産する。空気読まない。採算が取れる限り増産してくる可能性。

対外的な政治的要因も絡んでくるので、これらは仕方ないです。これらに関しては私の個人的意見で、投資の奨励を行っているわけではないことに留意お願いします。

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