投機ダメ!ゼッタイ!(2022年8月6日)

現在純資産額4900万円。準富裕層からも陥落してます。というかここしばらくは4800万円~5500万円ぐらいを推移していました。だいたいの主犯は原油ですね。ここ数日だけで500万円は吹っ飛ばしています。というか、この下落トレンドで1000万ぐらい飛ばしてそう。私の予想として当面の間は100ドルから120ドルの間を推移するだろうという意識でいたのですが、90ドルを割れる領域まで下落しました。

いくらなんでも下がり過ぎだろ……!と思うところはあるのですが、コモディティは大きく動くものです。

2008年にはコモディティバブルとリーマンショックが重なり、147ドルから33ドルと100ドル以上の下落をしましたし、2020年にはOPEC+の会合決裂でマイナス価格までおっことるという事件がありました。

2008年 リーマンショック
2020年 原油マイナス価格事件

私は、悲観の中で原油生産が抑制されることによって、原油価格が上昇するという考えで原油投資として、大きく取ることが出来ましたがロシアのウクライナ侵攻からは別のベクトルが動いて原油価格が判らなくなりました。

供給面では、これ以上の供給増は見込める状況にはないと思います。先日のOPEC+の会合では加盟国で2890万バレルを生産しているなかで、10万バレルの供給増という誤差範囲の決定です。最近は、供給よりは需要で動いている印象です。

また、ロシアが制裁によって原油の輸出が困難になると言われておりましたが、結果的にインドや中国、サウジアラビアがディスカウントされたロシア産原油を購入することでロシアの原油生産が思う程落っこちなかったというのがあります。そして、インドや中国はロシア産原油を購入した分は市場から購入する必要がないわけで。

あと、地味に台湾のゴタゴタも効いているような気がしないでもない。通常、戦争や紛争の争いごとが起きれば原油価格は上昇する傾向がありますが、台湾で紛争が発生すると、中国および日本が原油を輸入でき無くなるので大幅な需要減少に繋がるとも予想できます。

原油が上昇する理由・下落する理由をツラツラを書き連ねることは出来ますが、結果的に将来的な予想ができず、博打になってる状況に感じてます。戦略備蓄による日量100万バレルの供給が10月で終了するなら供給減で価格上昇とかいくらでも言えます。

この状態で原油を買ったり売ったりは投資では無く、投機です。上がる・下がるのどちらかに賭けてる状態です。メンタルがすり減ってしまいます。ちょっと原油には手を出さない。おやすみする。

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