セルシウスの分析

Twitter界隈の一部で熱狂的?支持のあるセルシウスですが、先日の決算ではEPSが予想を外す決算ミスに伴い、20%超の株価下落に見舞われました。セルシウスをレバ3倍で保有していていたので、マージンコールを受けてセルシウスを不本意ながら清算しました。

さて、ノリと雰囲気でセルシウスの株を1600株程度保有していたわけですが、改めてここで分析したいと思います。今回の決算ミスは、供給が十分に賄うことが出来なかったとあります。セルシウスは現物としての飲み物ですので、工場がどこかにあるはずです。

調べてみた結果ですが、セルシウスは自社工場を保有しておりません

サードパーティーの委託業者に委託して製品を製造しているようです。ただし、サプライヤーから購入した飲料のフレーバー、原料ブレンド、缶、その他の原材料を委託業者に提供しているとあるので、原材料はセルシウス社が購入し、支給品という形で委託業者に渡して製造させているのでしょう。

サードパーティーという表現や事業リスクに委託業者と良好な関係が築くことが出来なければ、事業に影響が発生する可能性がある旨の記載があるので、資本関係はおそらくなさそうです。

他にリスクとしてアルミ缶の供給があるようです。こちらに関しては、単一のベンダーに依存しているとあるので、トラブルが起きるとここが供給のボトルネックになりそうです。アルミ価格自体は上昇していますが、個人的には原油価格の上昇の方がよほどコストネックになると考えるのですが、あえてアルミ缶がリスクと言うのに何か気になる。良好な関係が築けていないのかと疑いたくなりますね。。

流通販売に関しては、2019年10月に買収したFuncFoodを使用する予定のようです。北欧の会社なので米国外では主に北欧に注力するということでしょうか。

さて、気になっている製造能力に関することですが、決算書からは読み取ることが出来ませんでした。委託業者が判れば、その委託先の工場投資とか調べていけばよさそうですが、そこまで追いきることはできませんでした。

現物を購入すれば製造工場とか書いてたりするのかな。ともかくも、セルシウスは供給能力の確保が当面の課題になりそうです。

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