レバレッジETFの比較をしてみたよ(2021/09/02)

最近、レバレッジETFが流行っているので、レバレッジETFに関して振り返ってみました。私も楽天証券で、毎月のつみたてNISAの枠を超えた分の積立に関しては、iFreeレバレッジNASDAQ100 いわゆるレバナスで積み立てを実施しています。尚、つみたてNISAでは、レバレッジ資産の積立は出来ません。

レバレッジETFに関しては、各所から懸念を挙げられる資産です。レバレッジETFを推奨する記事ではありませんのでご了承のほどお願いします。あくまで振り返りです。振り返り大事。投資は自己責任。

まず年初来のパフォーマンスで見た場合、S&P500を参照資産とするレバレッジETFのSPXLが最も良いという結果になりました。VOOとQQQはほぼ同等のパフォーマンスですが、今年は3月頃にアルケゴスショックと言いますかハイテク株が急落するという事件があり、ボラティリティの都合による減価によってSPXLの方が優秀という結果になったようです。レバナスに関しては、QLDを参考にしてください。完全一致はしませんが、NASDAQ100の2倍レバレッジですので、参考にはなるはずです。

参照資産ティッカー倍率パフォーマンス
S&P500VOO1倍22.55%
SPXL3倍79.92%
NASDAQ100QQQ1倍23.04%
QLD2倍47.40%
TQQQ3倍72.92%
ダウDJI1倍16.84%
年初来パフォーマンス(2021年1月1日~9月2日)
年初来 (2021年1月1日~9月2日)

では、少し期間を延ばして5年で見てみた時ですが、期間を延ばすとNASDAQ100を参照資産とするものの方がパフォーマンスが良くなりました。特にNASDAQ3倍のTQQQは1360.39%と10倍以上になっています。指数レバでテンバガーいけるやんけ……。そして、年初来ではパフォーマンスの良かった、S&P500の3倍レバであるSPXLは402.95%となりました。それでも4倍です。なかなか凄い。途中の世界景気悪化ショックやコロナショックではレバレッジETFがこれでもかというぐらい値を下げています。余裕で半値以下になっておりますので、全資産をレバレッジETFにしていた場合、なかなかメンタルがやられそうです。保有資産が半額になるというのは思った以上に恐怖を感じるものです。ガチホできずに売却退場してしまうかもしれません。ですが、その後の回復に乗ることが出来れば、その恩恵を受けることが出来そうです。

参照資産 ティッカー 倍率 パフォーマンス
S&P500 VOO 1倍 107.36%
SPXL 3倍 402.07%
NASDAQ100 QQQ 1倍 224.95%
QLD 2倍 684.58%
TQQQ 3倍 1360.39%
ダウ DJI 1倍 90.96%
5年パフォーマンス
5年パフォーマンス

レバレッジETFはなかなか扱いが難しいところありますが、急落が気にならない程度であるならば、悪くは無さそうです。

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