これからの原油戦略(2021/06/20)

現在純資産額6000万円。週末は、原油、ユニティ、セルシウスが伸びましたが、ダウ、ナス、日経225、インドNIFと株価指数が軒並み下がった影響により純資産としては低下しています。なんだかんだとインデックス比率高めのPFですから仕方ありません。原油比率も一時より減っていますし、伸びたからと言ってPF上の爆益は難しい所です。仮に原油が1バレル100ドルまで上昇しても、上乗せ額としては1000万程度になるポジション量です。

原油は、2025年までの間に1バレル100ドルを超える可能性は高いと私は踏んでいるのですが、思ったよりもシェールオイルが死んでないことと、直近の原油高に投機感を感じてます。投機による実需との乖離はいずれ収束していきます。それもありまして、70ドルと72ドルで一部の原油ポジションを利確致しました。

2019年のアメリカの生産量は1,200万バレル超え
2021年は、1104万バレル見込み(EIA)
ここから、2022年に50~130万バレルの上積みとなると、2022年には2019年と生産量が同レベル予想。2019年までは、日量130~150万バレルの世界需要増加に対して、アメリカは100万バレル程度増産続けてた。米の100万バレルの増産は平常運転と言えば平常運転。新規掘削の採算ラインも超えている。

ここからイランやベネズエラの制裁解除による供給増が200万バレル。今、OPEC+で減産している量が580万バレル。何かのはずみでフル増産体制になるとやはり今の原油高の維持は苦しい。今後も原油高が続くと予想はしていますが、やはり供給源自体は潤沢なので、無理なインは控えた方が良さそうです。

現況の市況感で下がったら買い増してもいいかなぁという感じですが、供給や需要の変化にはこれからも注視していきたいところ。一先ずは現在のポジションを維持する形でしょうか。

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